映文協小劇場公演 ハーヴェイ

映画演劇文化協会は、映画・演劇に携わる才能を応援します。
演劇の明日を担う若手スタッフ・俳優の育成事業として2023年12月に『ハーヴェイ』を上演。
昨年の『ヒストリー・ボーイズ』に続き、翻訳・演出に永井誠を起用。これからが楽しみな俳優がベテラン俳優の胸を借りて名作コメディに挑みます。

『ハーヴェィ』とは

1944年ブロードウェイで初演されたコメディは5年間のロングラン(ストレートプレイでは歴代第6位の記録!)を続け、ピュリッツアー賞(演劇部門)も受賞。
タイトルの『ハーヴェイ』は、身長190センチの巨大な白ウサギ。古代ケルト神話に出てくる、このいたずら好きの巨大な妖精(!!)は、プーカ(pooka)と呼ばれます。ものの本によると、「このプーカは飲んだくれや変わり者を好み、時たま姿を現す」のだそうです。
そうなんです、ハーヴェイが見える人と見えない人がいるのです…。

『ハーヴェイ』あらすじ

温厚で礼儀正しく気楽な独身者(ひとりもの)であるエルウッドは、数年前に偶然ハーヴェイに出会って意気投合、一緒に暮らすことに。
姉のヴェィタとその娘マートルは、同居人ハーヴェイの存在(?)に困り果て、エルウッドをとにかく病院に連れていく、の、だが…

永井誠プロフィール

早稲田大学法学部卒業。東宝演劇部所属。
平成30年度文化庁新進芸術家海外研修制度の演劇部門にて1年間ロンドンに留学、舞台の演出を学ぶ。グランジ・パーク・オペラ『ポギーとベス』(ジャン・ピエール・ヴァン・ダー・スプイ演出)に演出助手として参加、演劇学校では演出論や古典作品を中心に学ぶ。また、ジョン・ケアードよりシェイクスピアの個人指導を受ける。
帰国後は『ミス・サイゴン』『千と千尋の神隠し』『キングダム』の演出助手、『ナイツ・テイル-騎士物語-』の演出補を務める。
昨年9月、映画演劇文化協会の主催の『ヒストリー・ボーイズ』において企画・翻訳・演出を担当した。

*キャスト・チケット情報は決定次第映文協HPにてご案内いたします。
主催・製作 一般社団法人 映画演劇文化協会