菊⽥⼀夫演劇賞
日本の演劇界に偉大なる足跡を残された菊田一夫氏の業績を永く伝えるとともに、氏の念願であった演劇の発展のための一助として、大衆演劇の舞台ですぐれた業績を示した芸術家(作家、演出家、俳優、舞台美術家、照明、効果、音楽、振付、その他のスタッフ)を表彰するものである。
第25回(1999年度)
演劇大賞 | 池内淳子 | 「月の光」の山上ふじ、「三婆」の武市松子の役の演技に対して |
演劇賞 | 麻実れい | 「二十世紀」のマーガレット・バーク=ホワイト、 |
上條恒彦 | 「ラ・マンチャの男」の牢名主と宿屋の主人の役の演技に対して | |
堀井康明 | 「月の光」の脚本・演出、「天翔ける虹」の脚本の成果に対して | |
竹内幸子 | 「雪国」の弁慶の役の演技に対して |
特別賞 | 山内晴雄 | 永年の舞台照明における功績に対して |
第24回(1998年度)
演劇大賞 | [ローマの休日」の高い舞台成果に対して |
演劇賞 | 浅丘ルリ子 | 「にごり江」のおりきの役の演技に対して |
加藤治子 | 「三婆」の武市タキの役の演技に対して | |
沢口靖子 | 「藏」の田乃内烈の役の演技に対して | |
大川婦久美
| 「藏」のおつまの役の演技に対して |
特別賞 | 鹿賀丈史 | 「レ・ミゼラブル」の初演以来、舞台の中核として 活躍してきた功績に対して |
滝田栄 | 「レ・ミゼラブル」の初演以来、舞台の中核として 活躍してきた功績に対して |
第23回(1997年度)
演劇大賞 | 松本幸四郎 | 「ラ・マンチャの男」上演750 回を達成し、上演のたびに |
演劇賞 | 野田秀樹 | シアター・コクーン7・8 月公演「キル」の |
富司純子 | 「祇園の姉妹」の梅吉の役の演技に対して | |
淡路恵子 | 「もず」の一恵の役の演技に対して | |
村田美佐子 | 「ジンジャー・ブレッド・レディ」の |
特別賞 | 柴田侑宏 | 永年の宝塚歌劇に対する貢献に対して |
第22回(1996年度)
演劇大賞 | 劇団東宝現代劇七十五人の会 による「熊楠の家」の上演の 成果に対して |
演劇賞 | 江原真二郎 | 「晩菊」の板谷の役の演技に対して |
一路真輝 | 「エリザベート」のトート、「王様と私」のアンナの役の演技に対して | |
光本幸子 | 「明治の雪」の野々宮きく子、「女優」の渡瀬淳子の役の演技に対して | |
斎藤憐 | 「カナリア 西條八十物語」を通して、昭和という激動の時代を 描いた脚本の成果に対して |
特別賞 | 中村哮夫 | 永年のミュージカルにおける演出の功績に対して |
第21回(1995年度)
演劇大賞 | 鳳蘭 | 「ラ・マンチャの男」のアルドンサ、「ラヴ」のエレンの役の演技に対して |
演劇賞 | 南風洋子 | 「新版 香華」の太郎丸の役の演技に対して |
島田歌穂 | 「シー・ラヴズ・ミー」のイローナの役の演技に対して | |
曾我廼家文童 | 「駕籠や捕物帳」の後向きの弥太の役の演技に対して | |
下村由理恵 | 「回転木馬」のルイーズの役の演技に対して |
特別賞 | 石濱日出雄 | 永年の日劇及び宝塚歌劇をはじめとする |
第20回(1994年度)
演劇賞 | 林 与一 | 「唐人お吉」の鶴松、「おしの」の青木千之助の役の演技に対して |
大路三千緒 | 「菊がさね」のお兼、「藏」の田乃内むらの役の演技に対して | |
謝 珠栄 | 「Yesterday is…here」及び「LAST DANCE」の振付の成果に対して | |
荒井洸子 | 「マイ・フェア・レディ」のピアス夫人、 |
特別賞 | 劇団四季 | 「キャッツ」をはじめとするミュージカルの公演の成果に対して |
第19回(1993年度)
演劇賞 | 山本陽子 | 「おはん」の演技に対して |
中田喜子 | 「御いのち」のお袖の役の演技に対して | |
小鹿番 | 「ゆずり葉」の吉兵衛の役の演技に対して | |
寺本建雄 | 「サラリーマンの金メダル」「男のロマン女のフマン」 |
特別賞 | 小幡欣治 | 「熊楠の家」の戯曲の成果に対して |
「ミス・サイゴン」上演関係者一同 |
第18回(1992年度)
演劇大賞 | 市村正親 | 「ミス・サイゴン」のエンジニアの役の演技に対して |
演劇賞 | 山岡久乃 | 「流水橋」の新藤かねの役の演技に対して |
山本學 | 「雁金屋草紙」の市之丞、「晩菊」の板谷の役の演技に対して | |
剣幸 | 「蜘蛛の巣」のクラリサの役の演技に対して | |
杜けあき | 「ヴァレンチノ」及び「忠臣蔵」の大石内蔵助の役の演技に対して |
特別賞 | 今井直次 | 永年の舞台照明における功績に対して |
阿部米子 | 永年の衣裳の製作、ならびに公演における功績に対して |
第17回(1991年度)
演劇大賞 | 藤間紫 | 「濹東綺譚」のお玉の役の演技に対して |
演劇賞 | 三田和代 | 「がめつい奴」の小山田初枝の演技に対して |
冨田恵子 | 「女三の宮」の小侍従、「芝櫻」のおせいの役の演技に対して | |
小池修一郎 | 「華麗なるギャツビー」の脚本、演出の成果に対して | |
今井清隆 | 「レ・ミゼラブル」のジャベールの役の演技に対して |
特別賞 | 丸山弘 | 永年の小道具の製作、ならびに公演における功績に対して |
第16回(1990年度)
演劇大賞 | 三木のり平 | 「放浪記」「雪之丞変化」の演出の成果に対して |
演劇賞 | 新珠三千代 | 「細雪」の幸子、「真夜中の招待状」のエドワード夫人の役の演技に対して |
波乃久里子 | 「大つごもり」のみね、「遊女夕霧」の夕霧の役の演技に対して | |
伊東四朗 | 「雪之丞変化」の闇太郎の役の演技に対して | |
三上直也 | 「栄花物語」の佐野善左衛門、「松のや露八」の三条実美の演技に対して |
特別賞 | 「放浪記」初演以来の出演者 | 初演以来、1,116 回にわたる貢献に対して |
第15回(1989年度)
演劇大賞 | 浜 木綿子 | 「人生は、ガタゴト列車に乗って…」の井上マスの役の演技に対して |
演劇賞 | 大地真央 | 「マイ・フェア・レディ」のイライザの役の演技に対して |
大空眞弓 | 「人生は、ガタゴト列車に乗って…」の秋代の役の演技に対して | |
西郷輝彦 | 「蘆火野」の河井準之助の役の演技に対して | |
矢吹寿子 | 「華岡青洲の妻」の於勝の役の演技に対して |
特別賞 | 渡辺正男 | 永年の東宝演劇ならびに宝塚歌劇の舞台装置における功績に対して |