午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本

「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」を主催するにあたって

 社団法人映画文化協会は1947年の発足以来、映画演劇文化の発展と継承を目指して、様々な活動をしてまいりましたが、2008年施行された法人法改正を受け、2009年10月1日より一般社団法人映画演劇文化協会へと移行いたしました。
 そして、そのスタートにあたり、新規公益事業として「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」を主催する運びとなりました。

 本映画祭は、映画の黄金時代(1950〜70年代)を中心に優れた外国映画50本を厳選し、全国の25の劇場において一年間毎日上映するという、世界でも例のない試みです。しかも全作品ニュープリントで上映します。

 近年、シネマコンプレックスの登場によって映画を見る環境は見違えるように整備され、映画人口も現在1億6000万人台まで回復しています。そして多くの大ヒット作が誕生しています。ただその半面、優れた作品が観客からあまり評価されずに上映を終えることも少なくありません。こうした状況を踏まえ、時代を超えて語り継がれる優れた娯楽映画を観ることによって、映画の本当の面白さ、凄さをあらためて知って欲しい、そして映画をもっと好きになって欲しい、そんな想いから、「午前十時の映画祭」を企画致しました。

 名作には恋・友情・笑い・涙など、私たち人間の様々な感情が溢れています。閉塞した時代に生まれ人間関係が希薄と言われる若い人たちは、初めて見る名作の若々しい魅力に驚かれるかも知れません。また、映画の全盛期に青春を送った中高年の方は郷愁を感じつつも、昔とは違った新しい感動を発見されるかも知れません。100年を超える世界の映画文化の結晶たちを大きなスクリーンで思う存分味わっていただきたいと思います

 この「午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本」は2010年2月にスタートいたします。
 50本の上映作品については4人の選定委員の方を中心に選定を進めますが、各界の映画ファンである特別選定委員の方の推薦や一般の映画ファンからの推薦も参考にしたいと考えています。ぜひ、「私のベストワン―心に残る1本」へのご応募をお待ちしています。

 この映画祭の最大のコンセプト・願いは、映画史上最高の娯楽作の数々を見ていただくことで、映画ファンが増えることです。長い時を経ても色褪せない素晴らしき映画たちを最新のスクリーン環境で体験できるこの映画祭に是非ともご理解とご期待を頂き、ご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。

一般社団法人映画演劇文化協会
会長  松岡 功

実施概要
上映劇場リスト
本映画祭へのメッセージ